大事な調査が本格的に始まりました。修復(3


連休明けから、専門家による瓦のチェックが始まりました
一枚々チュウクにて、マ−キングしていきます
今日は堺市文化財課から、小林氏と岡本氏も
こられ、ほとんどの瓦にチェックが入っていました。
 
 
近くで見るとかなり急勾配なので、ロ−プに身を任せ
上から下えと調べていきます。職人さんは、
ロ−プもなしで、作業を黙々とされている姿が見て取れます
 
 
夕方遅くまで頑張っておられました。
夕方には、招かれざる藪蚊が出てきます
工事者はこれから大変だと思います
 
 
役物瓦を集めて北側二階資材置き場に
保管しています。鬼瓦などは皆しっかりしています
 
 
裏側(西側)丸瓦を降ろし、平瓦のみになっています。
ここも、平瓦は全体にきれいです。
 
 
側屋根に、、菊の御紋が頂上に取り付けられている
のが見て取れます、工事で少し汚れが目立ちます。
 

 

北側、唐破風の下地です。周りの雨じまいが樋周りが
かなり、腐食していました。楠の落ち葉が、樋をせき止め
水が溜まり下地を腐らしたようです。
 
 
裏側の下地、板もまだしっかりしているようです。
 

 裏北角、下地は少し痛んでいるように見えます。
 

 東(正面北角)の下地細工が難しいのか
つぎはぎの箇所が多いようです
 
 
6月14日、久しぶりに中を見せて頂きました
野地が外されて、骨組みが剥きだしなっていました。
西側(裏)がかなり材木に傷みが出ています。
 
 
裏、中程、少し痛みは少ないようです。
 
 
北側に回り見ますと、材木は中程と同じように見えます
 
 
表南側から北側を望む、たびたび小さな修理を
繰り返していたので、しっかりした材木が残っていました。
 


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